アクロスでKS-SSのエッジ角度テストをやってきました

アクロス(インドアスキー場)でKS-SSのエッジ角度テストをやってきました。
 
正直、今シーズンのKS-SSについて、スキーヤーの評価が2分している点が
気になっていました。大別すると、よく廻って抜け出しもよく、小回りが楽だ!!
という声と、何か楽すぎて物足りない感覚がある(トップモデルらしくない)!!
という声に2分していました。
これまでのオガサカ小回り系スキーにはなかったトップ幅とテール幅
の差を大きくとって、イメージ的にはトップ広めでテールは絞りぎみ・・・
という設定にしてあります。
おそらくは、試乗スキーのエッジ角度の設定(たぶんベース側ビベル0.8度〜1度)が、
この2分した意見の源になっているのでは???? と考えまして、滑走面側の
ビベル角を1.5度、サイド側のビベル角を2度に設定してテストしてみました。
一般的にはベース側のビベル角が強ければ、ズレそう!!!???というイメージを
持ちやすいと思いますが、これが大正解でした!!
強いビベル角のおかげで、スキーをスムーズに体から遠くに離しやすくなり、
中盤から後半にかけては、トップの幅の広さが生きて、すぅ〜と体の方に
入ってきます。後半は、テールの細めのシェイプが生きてきて、素直な走りに
つながりました。
 
シーズン中に試乗した印象とは別ものの感覚に、スタッフも少々 カルチャー
ショック!! ぎみでした。オガサカらしい"乗りやすさ"を確保しつつも、
トップ選手でもこれなら納得するだろうな・・・と思いました。試乗スキー
のビベル角の設定で受けた印象よりも、遥かに本格指向な (より上級者でも
納得できる) 板だと思いました。
 
これまでにSSをご予約頂いた皆様、そしてこれからご購入の皆様、ピステは
自社チューン工房で、オガサカ直伝のチューンが可能です。納品前のビベル
調整も無料で対応可能ですので、ぜひご活用くださいね。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA