バックカントリー・ツアー (2)
『バックカントリースキー・ツアースキー』のマテリアルに関して前回『BINDING』
を紹介しましたが、今回は『BOOTS』を紹介します。
ビンディング同様、いろいろなメーカーさんが専用ブーツ(ツアーブーツ)を出されています。
K2・ディナフィット・スコット・アトミックなどなど・・・
通常のアルペンブーツとツアーブーツの違いとしてはビンディング同様『重さ・軽さ』
そして、『歩きやすさ』になると思います。ブーツ背面にレバー?のようなものがあり、
『スキーモード』と『歩行モード』に切り替えることが出来ます。
『歩行モード』に切り替えるとアッパー(ブーツ上部)が前後60度位い稼働するよになるの
で歩くのが『楽』です。
それから『ソールの形状』、K2の様に通常のアルペンブーツと同じであればアルペン用
のビンディング・ツアー用ビンディング両方使用可能です。
スコットの用にラウンドしている形状のものは、ツアー用ビンディングのみ対応可能になります。
通常のアルペン用ビンディングは使用不可になります。ツアーブーツはこの形状のものが多いです。
そして、どのメーカーも基本ツアーブーツはテックビンディングに対応しています。
メーカーによる違いをあげるとすると、アルペンブーツを専門に作っておられるメーカー
ですと、やはり滑るときの剛性の強さなどは、しっかりしていると思います(K2・アトミック)
逆にツアーブーツを専門に作ってこられたメーカーですと、軽さ、歩行などの
機動性に優れた点があるように思われます(ディナフィット・スコットなど)
バックカントリー・ツアーを楽しまれる上でのブーツ選びも、『どのように楽しみたいか?』
で選択肢は変わってくると思います。
通常のアルペンブーツなのか(滑走性)、ツアーブーツなのか(機動性)・・・、ツアーの中でも
好みによってまた分かれてくると思います。是非店頭で手にとって見て、履いて歩いてみて、
いろいろと試してください、疑問などあればお声をかけてください。
(まだまだ勉強中なので完璧にはお答えできませんが・・・)
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余談ですが(社長談)、ディナフィットブーツはピステのブーツチューンをすることで
運動性能、快適さなどかなり良くなるようです。