ターンマキシマム時の過度な膝入れ ( X脚 )は・・・・
ブーツを販売しながら、フィッティングを行う立場の者として、これだけは自信を持って
お伝えしたいことがあります。
皆様の滑りのお悩みを聞く中でも、最も多いご意見が・・・・・・・・
「ターン マキシマム時の過度な膝入れ・・・
( X脚的なシルエット )が治らない・・・・」
というものです。
一般的にはカントをいじれば直る・・・と思われがちですが、
カントをいじっても大した効果はありません!!
本心では、つつかないよりはマシだけど、無ければ無いでいいか・・・程度です。
かなり限定的な効果に過ぎません。
また、それなりに有名なブーツチューンショップで加工されたお客様のブーツを拝見して、
よくあるケースとして、インソールでカントの補足をしてあるのもよく見かけます・・・が、
インソールを細工しても大した効果はありません!!
インソールのインサイド側を高くしたり、逆にアウトサイド側を高くしたり、
偏平足だからと、土踏まずを持ち上げたセッティングをしたり・・・・と、静止した
状態から動かない(運動することは考えない)ことを前提にしているのなら、効果があるとは
思いますが、運動すると真逆のことが起こることが大半です。
ピステでも一昔前は、そんなことをやっていた時期もありましたが、大きな効果があった
という経験はほとんどありません。
(当時は一生懸命やっていたことでも、今思うと・・・結果的に騙してました!! 申し訳ない!!)
その他にも、前傾過多・後傾過多・膝割れ(X脚の逆のパターン)・左右のターンの過度な差
など、さまざまな滑りの中でのお悩みが存在します。
何回買い替えてもしっくりこなかった・・・というスキーヤーの方は、ご使用のブーツを
引っさげて一度ご来店下さい。
一度、その原因を探ってみませんか????
お悩みの「素?」「元?」になっている理由を、必ず見つけられると思いますよ。