チューンナップ工房〜滑走面の酸化!〜
滑走面のワックスがなくなり、そのまま放置し続けると
『滑走面が酸化する』
と言われます。どんな状況になるのでしょうか?
ホットワックスなど自分で板のメンテされている方は
よくご存知かとおもいますが……
まず、しっかりワックスがかかっている状態
ワックスがなくなり酸化した状態
比べると
右の板の滑走面が白っぽくなっているのが確認できますよね〜
これが酸化した状態です。
ワックスが完全になくなってしまい、カサカサな肌荒れ状態です。
これでは滑走性は低下してしまい、板の寿命も縮めてしまいます。
すぐにワクシングが必要になってきますが、一度、酸化してしまうと
また酸化しやすくなってしまいます。
デリケートな素材なんですね〜
もし、お持ちの板がこのような状態で保管されているようであれば
チューンナップをおすすめいたします。
カサカサな肌荒れ状態の表面を削り落とし、新しい滑走面を甦らせ
スムーズで滑走性に優れたストラクチャーを入れ替えいたします。
写真ではわかりにくい部分もあると思います、ご自身で判断が難しい場合や
チューンナップのお悩み相談等も受け付けておりますので、どうぞご利用ください。
【よく滑る滑走面の見分け方のコツを】
余分なワックスがついていない方がいいので、スキーを滑り終えたあとに
指で滑走面を軽くなでてみてください。
抵抗なくツルツルであれば雪の上でもよくすべります。
ザラザラとして指がスムーズに動かなければ何か抵抗の原因があるはずです。
サンディングのケバの残り…
ストラクチャーが深すぎる…
マシーンでのソールの焼け…等
感覚的なものなので伝わりにくく、当たり前のような話ですが
何台かチェックしていくとわかります……違いが!